Report: 植田馨介
10月21日(金)朝6時40分自宅を出、郡山市役所に向かう、曇り空だ。予報では今日は午後3時頃までは、何とか持ちそうだが?近藤がさんが同道する以上多くを期待するのはやめておくとしよう。(どうゆう意味かって!!・・・私にも分かりません・・・ヘヘヘ)
7時10分過ぎ市役所に、既に近藤さん、片山さん“走る気まんまん”で待ち構えておられた。続いて、西見さん、多田さんが到着、挨拶もそこそこ、「暁の超特急」の異名をとる近藤さん(とにかく朝は滅法速いんです!!)を先頭に集合地点の「榛原駅」へ向かって走り出す。
目的地へのル-トは、分かってはいるが、道中どんな道を走るのか「興味」があったが、「氏」は流石地元だけあって、細かい道までよく知っておられる、小生、ただついて行くだけであります。“それにしても、平日のせいか、車が多かったな~”
「三輪駅」の手前から、くねくねと角を曲がりながらR165号線に入る、小生にとっては、久しぶりの「西峠」の上りだ。
風は向かい風、頂上で待つ事とし、各人のペ-スで走り出す。小生、ミドルギアで、少しだけ肩を左右にゆすり、ゆっくりしたペ-スで上る。この走り方は最近「ヒルクライム」対策として疲れた時に、足が回復するまでの間、とり入れた走法で、“「なんばこぎ」とでも表現したらよいのかな”?足への負荷が少なく感じられるので、自分としては、今後ともこの「走法」積極的に活用しようと思っています。
やがて頂上へ、全員揃ったところで、榛原駅へ、9時30分一寸前に到着、待ち合わせ時間通りであります。
駅前の喫茶店には、既に、前田さん、山野さん、宮脇さん、川口さんの4人がお待ちかねでした。
参加者9名全員揃ったところで次なるポイント「飯高道の駅」へ向け出発、メインル-トであるR166号線を走り、第2の難所である「高見トンネル」を目指す。
空はだんだん怪しくなってきた。途中峠の登り口の手前で山の水を飲み、小休止の後、全員でアタックをかける、「さあ~行くぞ!!」気合いを入れて走り出す。
トンネルの手前で全員揃うのを待つ、「多田さん」がなかなか登ってこられない、山野さんが引っ返され、様子を見に行かれ戻ってこられたが、「氏」の調子が大分悪いようで、どうも先に進むのは、“難しいかな”
待つこと暫し、「氏」は到着されましたが、矢張り、先に進むのは無理との本人からの申し出で、残念ながら、「氏」は「上市」へ引っ返されました。尚、後日、小生電話で様子を確認したところ、いたってお元気で、どうやら当日は風邪をひかれていたようです-以上ご報告まで-。
小雨ながら、予想より早く、期待外れと言うか、期待通りと言うか?空から厭なのが降ってきた。ここで、皆さんそれぞれ雨具着用、少々暑いと思ったが、小生も上下「ヤッケスタイル」になった。
長い「高見トンネル」をなんなくクリアしたが―最近少しだけトンネルが恐く無くなりました―出てからのル-プ状の下りは、雨で道は濡れてはいるし、その上高所恐怖症で、下りの苦手な小生にとっては、何とも御し難いコ-スであります。案の定、皆さん気持ち良さそうにス~イスイと下りて行かれた。何時の日か「下り走法」をマスタ-して、皆の前でえばってみたいものだな~!!と思いながら・・・挫けずブレ-キを掛けながら下りて行く、“ほんまわねトホホのホの心境なんですぞ・・・口惜しい~~~”
それはさておき、昼食は「飯高道の駅」20km手前の「かみや」で取る事になった。皆さんなかなかの大食漢、「丼ものに、オデン」、中には大盛りを注文する方もいる。さぞかし、満足いったことでしょう。
そのせいか、店を出たら、皆さん雨をもろともせず、軽快なピッチで飛ばし始めたようだ。一寸だけ遅れて店を出た小生、先頭はと見ると、「近藤さん」ポンチョを靡かせ、ガンガン飛ばしている姿が小さく見える・・・それを見て、これは「暁の超特急」などではない“ほんまもんだな”・・・(もう二度と申しません、失礼いたしました)。
飯高道の駅に到着(スタ-トから90k地点)残り45km程、後少しだ。一時、他愛無いおしゃべりに花が咲く、その後再び走り出す。今雨は止んでいるようだ。
これからは「コンビニ」の梯子、この間“止まっちゃ食べ、食べちゃ走る”これ小生の事であります。途中、「宇治山田駅」周辺で道に迷い、うろうろしましたが、5時過ぎ、全員無事に「ビジネスホテル羽根」に到着―自宅からの走行距離153km―。
さあ、これからが本日のメインイベント、待ちに待った宴会の始まりであります。場所は、ホテルのフロントの方から紹介された近くの焼き鳥ハウス「泉竹林」です。談論風発というか、ただわいわい騒いだだけというか、まあ、どちらかわかりませんが、元気印の中高年集団が、大いに盛り上がったのは事実であります。その上“ビ-ルが最高に美味かったな~”あ~そうそう、この店の特徴はといいますと、味はそこそこで、料金はリ-ズナブル、何より「焼き鳥」を鉄板で焼くところがユニ-ク、おかみさんかな?受け答えがてきぱきとしていて、大変愛想が良かったです。
2時間程でお開き、外に出ると、何と土砂降り、“困ったなあ”と思っていたら、「お店」が気を使ってくれて、ホテルまで車で送ってくれました。これには、全員感激の極みであります。
ホテルへ戻り、ロビ-で、今度は、前田さんが、わざわざ走行途中、コンビニで買って、その上、ポ-タ-役までやってくれた貴重な焼酎で、“焼酎パ-ティと”洒落込む、流石に喋り疲れたか、そこそこで切り上げ、各人部屋へ引き揚げた“お休みなさ~い”。
朝5時前、窓を叩く雨音で目が覚める。三重県地方は、大雨注意報やら、雷注意報が出ている。今日は、“走るどころの騒ぎじゃないな”二度寝し、6時過ぎ起きる、雨は少しだけ小降り状態になっていたが・・・いずれにしても、今日は無理、それより、会場までの約4km、又濡れるのかと思うといささか憂鬱、朝食を済ませ、自転車置き場に行ってみると、そこの一画だけが何と水浸し状態、“折角昨晩乾かした靴がずぶ濡れだ”モチベ-ションンの下がることといったら、この上ない。
気を取り直し、会場へ、入り口では、大会関係者やら、県や伊勢市の特産物の売り子さんでごったがえっていた。
9時過ぎから式典が始まり、来賓の挨拶の合間に和太鼓のデモンストレ-ション、迫力があって “なかなかのものでしたよ”・・・全てが済んで、2階の観覧席で昼食をとった。そして、スタッフの方に、パ-ルロ-ド走行辞退を告げ、「宇治山田駅」へ、自転車を輪行バックに詰め込み、12時28分発の京都行特急に乗り込む。
再び、全員集合での、焼酎パ-ティ、前田さんが有り合わせのもので、器用にコップを作る、「氏」にこうゆう事をお任せしたら、天下一品であります。
皆でわいわいがやがや、その内一人下り、二人下り、小生は、西大寺乗換「富雄」で下車、帰宅致しました。
最後になりましたが、今回の大会参加に際し、事前に試走して頂き、色々気を使って頂いた近藤さん、有難うございました、紙面を借り厚く御礼申しあげます。