プライベートラン  チャレンジ日本海! 若狭サイクリングの報告

2011.10.08
行き先 福井県 小浜市
日程 2011年9月18日(日)~19日(祝日)
合流場所 奈良・平城宮跡  木津川八幡自転車道・玉水橋西詰
参加者 フリー 男性12名(年齢上位9名平均≑65歳)

往路行程 (約115km)
玉水橋・舟型休憩所 ~ 天ヶ瀬ダム ~ 宇治 ~ 観月橋 ~ (大和街道 ⇒ 鴨川沿い)~ 下賀茂神社前(みたらし団子)~ 八瀬大原 ~(鯖街道 ⇒ 若狭街道)~ 小浜市/伊勢屋(くずまんじゅう)~ ホテル アーバンポート

復路行程
(約130km)小浜~(若狭街道)~ 近江今津 ~(西近江路)~琵琶湖大橋(湖東へ)~宇治田原 ~ 山城大橋 ~ 玉水橋・舟型休憩所(解散)

【Report: 西見紘一】
3連休の後ろ2日で奈良⇨京都⇨滋賀を経て福井県小浜市へすべて自走の一泊二日の旅です。終えた今、フゥーと安堵感と共に心残りもまた感じています。それと言うのも、この企画は今回もリーダーをして頂いたI.Kさんが是非行きたい、行くんだと温めてきた悲願で、何度もプランを練り、自走あるいは車で下見を重ね、道中の楽しみも心した全身全霊の労作で、事前に旅の栞も頂きその労作に答えることが出来たのかと…。

さて当日奈良市3名、大和郡山市2名、高田市、平群町、それに大阪から輪行の計8名で平城宮跡を7時に出発、玉水橋西詰で4名が加わって8時30分let's go、宇治橋、観月橋と宇治川沿いを渓流を見ながら木陰を快適に下り、京都市内に入り人と車で混雑する鴨川沿いを北上、下賀茂神社近くの定番みたらし団子で腹の虫を抑え、里山の風情が残る八瀬、大原へと急ぎました。

大原で昼食:11時30分、先ほどパラッときた雨も上がり強い日差しにややグロッキー気味、氷水を2杯3杯とお代わり、ご飯がなくて全員麺類、鯖街道これから本チャンの登りだと言うのに。

だんだん細る沢の流れも見る余裕も無く約10キロを延々と途中4つほどのトンネルをくぐっていよいよ日本海へ、その前に鯖すしの御馳走、分厚い身の一切れのうまいこと。この店が一番美味いとのこと。

30キロ弱を下って若狭街道に、「今日はダンプが少なくてよかったなぁ」と誰か。ダンプはやはり、ましてやトンネルでは生き地獄同然。よかった、よかった。若狭街道は少し登ってトンネルを2つくぐる10キロ程の行程、続いてJR小浜線と並行する丹後街道を約10キロいよいよ小浜へ到着、がしかしこの最後は全く平坦ながら車と信号も多く本当に疲れました。

若狭でなぜ伊勢屋?伊勢屋でなぜくず饅頭?お店が満員で宿へwelcomeの持ち込み、えェー

町ではあちこちで山車が見られ放生会というお祭り、宿へは4時30分過ぎに到着、とにかく一風呂浴びて海に沈む夕日を眺めあとは宴会、その様子は目に見えるよう、明日もあるのにエエンカイ?


2日目、昨日は静かだった浜も今日は防波堤を白波が越え台風の影響か荒れ模様、しかし天候は曇りで風も無くときどき薄日も射す程の上天気、予定の7時30分を少し遅れて出発。

若狭街道2つ目のトンネルへの登りがこの旅の最難関との触れ込み、皆の顔もいささか緊張気味、昨日来た道を逆走して若狭街道へ、1つ目のトンネルを難なく、いよいよと思って暫く「アレー?」トンネルが・・・、皆がいささか拍子抜けの感、本当ゥ終わり?、助かったぁ。

途中昨日登ってきた鯖街道からの道を右に見て、あとは行程表のとおり下り、下り、琵琶湖目指して50キロ、しかしこの若狭街道道も狭く、自転車がいると車のすれ違いが出来ない区間が随所にあり、しかも車も多い。もしこれを登るとなるとうんざり、鯖街道と違って道中も何の変哲もない町中、よくぞ下りで良かった。

下見のルート選定に感謝しつつ、やっと近江今津。あとは湖を見ながら山を見ながら湖西を走り、湖岸道路を右往左往、12時ちょうど和邇駅近くの店で昼食、琵琶湖大橋の頂部でしばし休息して今度は湖東を疾走、瀬田から宇治川沿いに山の中、木々の下をくぐり宇治田原を経て玉水橋西詰に全員集合、そのなかに20インチのミニサイクルで参加、ここにいるではないか、よくぞまあ。その体力と気力には驚嘆する。

全員揃ったところで4時過ぎ散会となりました。

散会後、木津からの帰り、力強く走るI.Kさんの颯爽とした後ろ姿は、まだまだこれからとの浪漫を魅せながら瞬く間に小さくなって行きました。ありがとう。ゆっくりビールを・・

私も勝手ながら御相伴にあづかりました。

以上