高取城 プライベートサイクリングREPORT

2011.07.19

平成23年6月26日(日)  高取城跡 ~ 郡山城跡

行先: 高取城跡 ~ 郡山城跡
集合時間: 平成23年6月26日(日) 午前10:00
集合場所: 近鉄橿原駅・東口
参加者: 10人(内、NCA会員4人)

今日のサイクリング、本来はNCA協会ランで、「まわろうよ近畿」の企画で奈良県担当の近畿合同ランということであったが、24日の金曜日に中止となってしまったのです。高取城跡を歩いて散策するという、ハイキングのような企画があったので、足元がぬかるんでは参加者が困るだろうという気遣いから中止となったそうだが、それとはうらはらにメッチャ良い天気になりました。そして、まるで真夏。「雨のほうがマシ」との声がでたほどに、猛暑とも戦うサイクリングとなりました。

「中止なのに行くの?」と聞くカミサンに、「この天気だから、きっと他府県からも来られる人があると思う。それに、あの植田さんは(担当だから)絶対に来られると思うよ」と言い残して郡山城跡近くの我が家を出発したのは08:30頃だった。橿原駅まで丁度20km。昨年の全国大会の下見で何度も走ったから、よく分かっている。新ノ口まではその時の「吉野コース」を走り、約1時間で到着すると、すでに4人来ておられた。

ピーカンを予測していた10人程なく植田さんが来られ、思わずニヤリ。すぐに片山さん、山野さんも来られ、NCAでは私を入れて4人集まった。京都から一組のご夫婦を入れてペンギンクラブの5人、大阪からは松原から自走で来られた方お一人で、結局10人のサイクリングとなりました。

高取城・戦国ヒルクライムのコース通り走る我々と別れ、飯田さんご夫妻は「自動車道は面白くない」と言って別ルートへ。さすがツーリングの王者である。この飯田さんと今日も来ていただいている吉岡さんのお二人が京都ペンギンクラブの両輪ともいうべき存在でして、また、私はそのお二人の人間的な魅力に大いに引き寄せられているのです。

10:30ごろ、ヒルクライムレースのスタート地点を皆さんに示し、「タイムを計測してくださいよ」と言ってから、「私は1時間を切れるかどうかです!」と付け加えた。今年の第3回ヒルクライム大会のTOPは22分を切っていること、もっとも遅い人は1時間近くかかっていたことを知っているからである。車ではそれこそ何度も走っているコースなので、この暑さのなか、自分の脚ではとても1時間を切れないことは想定していたが、結局1時間30分ほどかかって、やっとの思いで到着した。何度も休憩し、何度も「歩き」と妥協しながらの苦行であった。

ゆったり休憩山から町に下りてきて、土佐街道にある「夢創館」に寄った。昔は呉服屋さんだった「山崎家」を改修して使われていて、観光協会が運営している高取観光の中心的なスポットである。冷たいアイスキャンデーをいただきながら、美人で親切な店長(?)に高取城をCGで再現した動画を見せていただいた後、直ぐ近くの「道の駅」で昼食。なかなか良い雰囲気のレストランで、味も良かった。

近鉄橿原駅・東口まで戻り、此処でひとまず解散。ここまで車で来られている飯田ご夫妻と吉岡さんと別れ、残り7人で郡山城跡に向う。私の先導で、今日私が来た路をそのまんま逆走した。郡山では私が提案して、あの有名な和菓子屋「菊屋」さん本店に寄ることになった。銘菓「お城の口餅」をいただいていると、「ジイジー!」と呼ぶ声。見ると長男夫婦と二人の孫娘が笑っていた。「菊屋」さんからお城まで2分。入口まで案内してここで皆さんとサヨナラ。その2分後、シャワーを後回しにして、ご褒美のビールを流し込んでいる私がいた。