4月協会ラン「宇陀の桜巡り」レポート

2015.04.14

Report: 島村

4月協会ラン「宇陀の桜巡り」は、私が幹事をして今年で3回目になります。毎回、桜の開花がドンピシャとはいかないのですが、今年は最高だったと言えると思います。

「又兵衛桜」「桜三兄弟」「水分桜」「大野寺枝垂桜」「榛原宇陀川堤の桜」は全て満開で雨上がりに映えて、この日は最高でした。

4月5日(日曜日)に開催したのですが、参加者の申込状況を見ていると、昨年と同様、20名を超えるかなと思っていたのですが、4月2日の締切日の集計では「榛原駅集合」が10名、「あきのの湯」集合が7名の17名で、まあ、こんなところかと得心していました。

 

その後、5日の天気予報が芳しく無く、当日朝では、「宇陀市」は小雨が続く天気予報で、「榛原駅」集合は私1人となっていて、幹事の補助をお願いしている植田さんから、『あきのの湯に10名が来ているよ』とのこと。

結局、合計11人で幸いにも雨が上がった中をスタート、誰が晴れ男か判りませんが、ゴールするまで、雨は降りませんでした。

最初の「又兵衛桜」は近くで見ると、さすがに風格とボリュームで圧倒されます。

「桜三兄弟」才ヶ辻郵便局は、「枝垂れ桜」も然ることながら、樹齢数十年はありそうな、「木蓮」「辛夷」が玄関を引き立てている江戸時代創建の豪壮な茅葺屋敷で、山野の背景に溶け込み、私には、黒沢明監督の映画、「夢」を連想させる優雅な風景です。

昼食は、奈良カエデの郷ひらら内の「caféカエデ」で「給食ランチ」をいただきました。

「給食ランチ」は毎月第一日曜日に提供されていて、プラスチックのトレーにアルマイトの食器に「揚げコッペパン」「カレースープ」「マカロニサラダ」「牛乳」「デザート」を盛り付けた、昔懐かしい、今時の豪華給食メニューです。

この「奈良カエデの郷ひらら」は、明治7年創立、昭和13年現校舎再建、平成18年閉校となり、132年間当地の人材育成を担った「旧宇太小学校」をリニューアルした趣のある木造校舎です。

この後、このルートで「自転車で走ったなー」と思う唯一の室生湖畔をはしり、大野寺へ。美味しい「草だんご」を食べて、ゴールの「あきのの湯」へは、午後3時半ごろ、全員無事帰ってきました。