12月協会ラン「奈良盆地 お寺巡りサイクリング」の報告

2016.01.03

催行日:2015年12月19日(日)
集合:平城宮跡 09:00
参加人員:15名

【レポート】報告:NCA 大森克洋

今年最後の協会ランは、奈良市東部の高台にある、二つのお寺巡り。当日の夜に開催の忘年会を控えて、半日のポタリングコースです。
天気予報は曇りでしたが、スタート時にはパラパラと平城京を後に、自転車道をつたって奈良坂より、浮見堂を横目に、高畑から今日一番の坂道を登って最初の目的地である白毫寺を目指します。

白毫寺子福桜 p003

白毫寺では、半数の8名が、奈良市内を一望できる境内を参拝。境内には暖冬の影響でしょうか?五色椿にいくつかの花が、そして、冬に咲く桜の子福桜も小さい可憐な花を咲かせていました。「本堂」と「宝蔵」にある数々の仏像、特に「閻魔王坐像」の迫力は目を見張ります。
白毫寺の参拝を終えて、次の目的地「正暦寺」へ向かいます。高畑から5キロほど南下し、正暦寺のある菩提町まで。この区間は、高低差100mを5キロかけて、それぞれのペースでゆっくりと上ります。

正暦寺は、日本清酒発祥の地とされるお寺です。果たして伊丹とどちらが本当の発祥の地なのでしょうね?
資料によると、その昔は、非常に大きなお寺だったようですが、今はひっそりと静まった心の休まる場所でした。
紅葉の名所である、正暦寺ですが、12月中旬では流石に終わっていました。11月下旬だとさぞかし綺麗であったということが、道端に残る落ち葉から伺われます。めいめい境内の福寿院客殿に安置されている、「孔雀明王像」をお参りし、狩野永納筆の襖絵を間近に拝見し正暦寺を後にしました。
正暦寺から、平城京に戻る途中で、二つのお寺でのんびりと過ごしたせいで、すっかりとお昼時となり、途中解散として2015年最後の協会ランを終了しました。

一年間ありがとうございました、そして、お疲れ様でした! 来年もよろしくお願いいたします。