6月度協会ラン「法隆寺と古跡名刹めぐり」の報告

集合写真 前週に近畿地方が梅雨入りした6月の協会ランは、奈良盆地北部の南都七大寺と斑鳩三寺を巡る企画。前日まで、雨に見舞われるという予報に惑わされながらも、天気の崩れがないものと信じて決行しました。
今回のルートは、奈良県が整備している「ならクル」のルートを繋いで、70kmの周回コースに仕立てました。「ならクル」ルートは盆地の中の史跡を繋ぐコースや歴史のある道そのものがコースとなっているもの、山間部のダイナミックなアップダウンコースもあって、様々な設定が可能です。

集合場所の平城旧跡の朱雀門前には、予定時刻の8時30分に当日参加のNCAメンバーを含めて20名が集合。奈良県外からも多数のご参加があり楽しい一日になりそうです。

二月堂 先ずは、朱雀門から大極殿の前を横切って、佐保の御陵群から平城山を経て、前半の奈良市内観光スポット巡りセクションへ。 明治期の建築様式が美しい奈良少年刑務所、東大寺二月堂、興福寺、猿沢池、元興寺とペダルを漕ぐ間もなく現れる古寺にサイクリングという本来の目的も忘れてしまいそうです。元興寺の本堂の屋根には飛鳥寺から移設された際に使われた瓦が残っており都会とは異なる時間の流れを感じます。

元興寺 元興寺を出て、いよいよサイクリングのスタートです。ならクルルートC3を使って、上ツ道を南下。20名の隊列は長く伸びて思い思いの速度で梅雨の晴れ間のサイクリングを楽しみました。高井病院から天理教を経て大和神社までのセクションはアップダウンもありサイクリングの醍醐味も味わえます。
戦艦大和の守護神でもあった大和神社からは、聖徳太子が飛鳥から斑鳩に通った道とされる太子道を辿るならクルルートC10を使って、法隆寺を目指します。道中には太子ゆかりの神社や碑などの遺構や万葉集にもよまれた黄色い小さな絶滅危惧種の「あさざ」の珍しい花にも出会うことが出来ました。

サイクリング あさざ

JR法隆寺駅の東側に、田圃のなかに1メートルほどの盛り土が一直線に伸びる道が、JR大和路線から見ることが出来ます。それは、およそ百年前、現在のJR法隆寺駅から天理に向かって、走っていた「天理軽便鉄道」の軌道のあとです。
竜田揚げ 12時30分、途中でミスコースしたメンバーと法隆寺前で合流。ここで食事休憩となります。鶏肉に甘辛い味をつけて片栗粉をまぶして揚げた「竜田揚げ」は、竜田川の川原を彩る紅葉の色をなぞらえた料理として、最近、斑鳩町や生駒市が地域グルメとして地域振興の素材として取り上げています。その「竜田揚げ」を求めて自由行動になりました。
電話ボックス 昼食後は、斑鳩三寺の法華時、法起寺を巡って、大和郡山市街地の新しい観光名所になりつつある、電話ボックスの中を泳ぐ金魚に目を丸くして、薬師寺、唐招提寺へ。 日差しが出てきて暑くなりだした上に、お昼ご飯もこなれてきたので、唐招提寺の土産物屋で、めいめいにアイスやソフトクリームで涼をとり、朱雀門に午後3時到着。
6時間半で、南都七大寺と斑鳩三寺そして、数々の遺構を巡るたびの終了です。各スポットでは、数分の立ち寄りでしたが、奈良の観光は自転車がやっぱり便利ですね!

幹事大森

NCA 奈良県サイクリング協会

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